どうも、30代サラリーマンです。
本格的な冬キャンプで問題となるのが、就寝時の「底冷え」です。

冬キャンプは暑くないのは良いんだけど、寒すぎて寝れるのか心配。
就寝時のマット選びを間違えると、一晩中寒さで寝れないなんてことになりかねません。
この記事を読むと、
- ハイランダーのインフレーターマットは底冷え対策になるのか
- ハイランダーのインフレーターマットの使い方
- ハイランダーのインフレーターマットの使用感
が分かります。
Hilander(ハイランダー)のインフレーターマット




老舗のアウトドア用品ブランド「ナチュラム」のオリジナルブランドハイランダー。
そのハイランダーが出しているインフレーターマットです。
インフレーターマットの中では比較的安い価格帯で購入できます。
今回は厚み4㎝のものを購入しました。
収納時のサイズ




一般的な2リットルのペットボトルと並べてみました。
やはり収納時のサイズが大きいのはインフレーターマットの宿命ですね。
お世辞にもコンパクトは言えません。




実際に採寸してみると、長さが約67㎝。
小学校の机の横幅が約65㎝ですので、それよりも大きいということですね。




そして横幅が約14㎝。
これだけのサイズ感だと、使えるキャンプはオートキャンプに限られそうですね。
快適に眠るための準備




インフレーターマットは、EVAマット(ウレタンマット)のように開けばすぐ使えるようにはなりません。
マットとして快適に使用するために準備が必要です。
準備といってもそんなに大それたことじゃないんですけどね。
栓を開ける




インフレーターマットにはこのような空気を出し入れするための栓があります。
まずはこの栓を全開にします。
基本的にはこのまま放置しているだけです。
中に入っているスポンジのような物が、元の形に戻ろうとする力で、勝手に空気を吸っていく仕組みになっています。
仕上げ




栓を開いて放置しておけば、ある程度まで空気は入っていきます。
しかし、快適に眠るにはほど遠いレベルしか入っていかないのです。
最後の仕上げに、空気を吹き込んであげる必要があります。
栓から口で、自分好みの硬さになるまで息を吹き込んで完成です。
息を吹き込むとカビる?!




インフレーターマットについて調べていたころ、「仕上げは息を吹き込むのかぁ」となんとなく理解していました。
このコロナ禍の中、栓を咥えるのはちょっと衛生的で無いなぁなんて思ったりも。
更に、「直接息を吹き込むと、水分が入ってしまい中のスポンジがカビる」という記事を読みました。
確かにヒトの吐く空気にはかなり水分があります。
中がカビてしまうのも頷ける。。。
直接吹き込むのを避けたかった私は、最終的にこの方法に落ち着きました。
マットをカビさせない為に




- 栓を開けて放置して、ある程度膨らませる
- 1度、栓をとじ、下部からクルクル巻いて空気を上部に押し込む
- 再び栓を開け、また暫く放置する
この方法を実施すれば、直接空気を吹き込むこともなく、しっかり膨らみます。




膨らませた状態の厚みは約4㎝。
使用感
まずは膨らませた後、室内で使用してみました。
フローリングの上では、
- フローリングの硬さははほぼ感じない
- 寝ていると少し下から暖かくなっていく(ような気がする)
もちろんですが、室内使用は大丈夫そうでした。
果たしてキャンプでの底冷え対策になるのか
今回の本題、「ハイランダーのインフレーターマットで底冷え対策になるのか」
検証する為に実際にキャンプで使ってみることにしました。
使用条件




- 11月中旬の奈良県キャンプ場
- 気温:就寝時、約5℃
- テント:ColemanツーリングドームST
- シュラフ:中華製ダウンシュラフ
- 服装:上ヒートテック、トレーナー/下ボアスウェット
底冷えは??快適に眠れるのか
結論から言いますと、
下からの冷気はまったくと言っていいほど感じませんでした。
シュラフや服装が相まっての効果なのかは分からないですが、底冷えを感じることはありませんでした。
以前、ほぼ同じ条件で、エアーマット+ウレタンマットで寝たキャンプもありました。
その時はかなりの底冷えを感じましたので、恐らくインフレーターマットによる底冷えの軽減だろうと推測されます。
まとめ
冬キャンプの底冷えにお悩みの方にぜひおすすめのマットです。
価格もすこまで高くもなく、手を出しやすいかと思います。