キャンプ後の焚き火臭に悩んでいませんか?
「家に帰って焚き火くささにびっくりした」
「次のキャンプでテントを広げたらまだ臭いが残っていた」
「何度洗っても髪が焚き火臭い」
今回は、そんな悩みの種”焚き火臭”の対策・撃退テクニックをご紹介。
これで臭いを気にせず焚き火が楽しめますよ!
事前にできる対策
そもそも焚き火の臭いが残るのは、臭いの元となる「粒子」が付着しているということ。
その「粒子」がなるべく付着しないようにすることが、対策となります。
髪を櫛でとかす
髪を櫛でとかすことによって、表面のキューティクルが保護され、その隙間に臭いの粒子が付着しずらくなります。
スタイリング剤を塗る
髪をスタイリング剤を塗っておくことで、粒子が付着するのを防ぐことができます。
また、消臭効果のあるスタイリング剤も販売されているので、それを使えばもっと効果的。
帽子をかぶる
帽子をかぶって、髪の毛自体を隠してしまえば粒子は付着しにくくなります。
また、タオルを頭に巻くのも効果的。
キャンプ中にできる対策
次に、キャンプ中にできる対策を見ていきましょう。
水分の少ない薪を使う
水分を多く含んだ薪は、乾燥している薪と比べ、煙が多く発生します。
もちろん乾いた薪でも煙は出ますが、
ということになります。
薪の水分量は、水分計を使って調べることができます。
理想的な水分量は、「20%以下」とされていますので、薪選びの参考にしてください。
風下を避ける
煙に当たらなければ、臭いが付着するのを最小限に抑えられます。
ご存知の通り、煙は風下に流れていきます。
焚き火中は、風の動きを確認して、なるべく風下を避けるようにしましょう。
髪が濡れたまま焚き火しない
お風呂に入り終えて、あとは寝るまで焚き火を楽しむ。
キャンプで最高の時間ですね。
でもちょっと待ってください。
髪、ちゃんと乾かしましたか?
髪は、濡れている(水分が多い)状態が一番臭いが付着しやすいです。
早く焚き火で楽しみたい気持ちは分かりますが、しっかりと乾かしてから行いましょう。
焚き火臭が付いてしまったら
事前や、キャンプ中にどれだけ対策をしていても、臭いが付いてしまうものです。
臭いが残った場合の対策テクニックを紹介します。
テント・タープ
まずは、バサバサと振って、臭いの元となる粒子をなるべく振り落とします。
「そんなことで取れるの?」と思いますが、意外とこれが一番落ちます。
それでも臭いが気になる場合は、天日干ししましょう。
リュックや衣類
こちらもまずはバサバサと振り、臭いの粒子をできるだけ落とします。
帰宅後は、洗濯をします。
その際に、ハイターやオキシクリーンを使うとより効果的。
衣類の洗濯はもちろんですが、リュックも洗濯してしまいましょう。
その後、陰干しでほぼ臭いは消えます。
ただ、リュックの洗濯は乾燥にかなり時間がかかるので、すぐに使いたい場合は控えましょう。
髪の毛のついた臭い
髪の毛についた焚き火臭ってなかなかとれないですよね。
平気で2~3日臭う場合も。
そんな焚き火臭を落とすには、シャンプーの前にまずドライヤーの温風で臭いの粒子を落としましょう。
これだけやっておくだけで、かなり違ってきます。
ちょっとした手間で、嫌な臭いから解放されましょう。
まとめ
今回は、焚き火の臭いについて書かせていただきました。
皆さん悩んでいるであろう、焚き火の「臭い」問題。
しっかり対策や事後処理を分かっていれば、できる限り軽減することができます。
楽しかったキャンプが、嫌な思い出にならないよう、事前準備をしておきましょう!