どうも、30代サラリーマンのkent_factoryです。
テントやタープを設営するのに絶対に必要な「ペグ」
「ペグ」というのは、テントやタープから伸びているロープを地面に固定している金属製の棒のようなものです。
基本的にはテントなどを買った際にアルミ製のペグが付属していることが多いです。
テントに付属しているアルミのペグはすぐに曲がっちゃうからもっと頑丈なペグを買った方がいいって言われたんだけど…
あんな棒にお金掛けるのもちょっと躊躇しちゃう。
付属のペグじゃダメなの??
これからキャンプを始めようとする時は、少しでも出費を抑えたいものですよね。
僕自身、キャンプを始める時は同じように「ペグなんかにお金掛けたくないな」と考えていました。
しかし、キャンプ1回目にしてペグの大事さを痛感しました。
あなたも、ペグの大事さを知って快適なキャンプをしませんか??
皆さんの疑問に少しでも役立てれば幸いです。
ペグってテントに付属してるやつじゃダメなの??
あまり余計なところにお金掛けたくないなぁ。
おすすめのペグを教えて!
なぜ付属のペグはあまり良くないの??
それとなく、テントに付属しているペグは使い物にならないと聞いたことがあるかもしれません。
メーカーがテントの付属品としてつけているんだから、使えるんじゃないの?!
と思いますよね。
もちろん、問題無く使えます!!
ただ、あくまでも「使える」というだけなのです。
分かりやすく問題点をあげてみましょう。
- 曲がりやすい
- 硬い地面には刺さらない
- 短いので、固定力が弱い
- 最悪の場合、抜けてしまう
こういった問題点があげられます。
では、それぞれの問題点を細かく見ていきましょう。
曲がりやすい
テントに付属しているペグは、基本的にアルミで出来ていることが多いです。
アルミという金属の特徴は、
- 軽量
- 加工しやすい=曲がりやすい
といった点があげられます。
更にペグは細い棒状に加工していますので、さらに曲がりやすくなっています。
曲がってしまったペグはもう使い物にならないので、破棄することになります。
初めてのキャンプで付属ペグを打ってみたら、半分くらいが曲がって使えなくなったよ。
硬い地面には刺さらない
様々なキャンプ場に行っていると、サイトの地盤がかなり硬い場合もあります。
地盤が硬いサイトに、柔らかいアルミペグを打とうと思ってもまったくと言っていいほど刺さりません。
どんなにペグを打っても入っていかないんだよ。
最終的に曲がってダメになっちゃった。
固定力が弱い
テントに付属しているペグは、だいたい20㎝前後のものが多いです。
ペグの固定力は、ペグの長さに比例して強くなります。
20㎝程度のペグでは、少し強い風が吹いた場合に抜けてしまう可能性が高くなります。
特に風の影響を受けやすいタープは、最低でも30㎝のペグは欲しいところです。
固定力が弱いと、キャンプ中ずっと「抜けないかな」って気になっちゃうよ。
抜けてしまう
テント付属のペグは、長さは短く、細いです。
結果、固定力が弱くなっています。
固定力が弱い=抜けやすい、ということ。
ペグが抜けてしまうと、テントやタープが風で飛ばされてしまいます。
自分達だけでなく、周りの方にも迷惑をかけてしまうかも。
ペグが抜けて事故にならないように、しっかりと対策しておこう。
ペグを用意したけど、数が足りなくて付属のペグを使用しなければいけない場合もありますよね。
そんな時は、1本のロープに対してペグを2本使って固定しましょう。
それだけでかなり固定力が変わってきます。
ペグの種類
一言に「ペグ」と言いましても種類は様々。
どれが良くてどれが悪い、ということはありません。
各々、適した場面やメリットがあります。
それぞれの良いところ・良くないところを確認していきましょう。
ピンペグ
テントやタープを購入した際によく付属しているアルミ製のペグです。
ヘッドの部分がフック型や円型になっているのが特徴。
- 軽量で、持ち運びが容易
- テントに付属しているので、新しく買い足す必要がない
- 芝生や乾いた土の地面が得意
- すぐに曲がってしまう
- 地面が硬いと刺さらない
- 砂浜などの柔らかい地面、河原などの石混じりの硬い地面が苦手
V・U字型ペグ
断面が「V字」や「U字」になっているのが特徴のペグ。
素材のバリエーションは、アルミやスチール等幅広く存在します。
- 地面と接する面積が大きいので、抜けにくい
- スタッキング(重ね合わせ)しやすく、コンパクトにまとまる
- 砂浜などの柔らかい地面が得意
- 溝に土が入り込みやすく、手入れが面倒
- 河原などの石混じりの地面が苦手
プラスチック製ペグ
素材がプラスチックで出来ているペグ。
形状問わず、「プラペグ」と呼ばれることが多いです。
- プラスチック製なので、かなり軽量
- 価格が安い
- 砂浜などの柔らかい地面が得意
- ハンマーで叩くと割れやすい
- 保管方法によっては劣化が早い
- 河原などの石混じりの地面が苦手
鍛造ペグ
「鍛造」と呼ばれる金属の加工方法によって作られるペグ。
「鍛造」とは、その字の通り金属を鍛える加工方法です。
刀の鍛冶屋さんを思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
- かなり丈夫
- 固定力が強い
- 河原など石混じりの地面でも、石を砕いて刺さっていく
- 重い
- 価格は高め
- 砂浜などの柔らかい地面は苦手
結局どのペグがおすすめ?
色んなペグがあるのは分かったけど、結局どのペグが1番良いの??
それぞれのペグに良さはあるから一概には言えないんだけど、僕がおすすめするのは「鍛造ペグ」だね。
初心者がまず買うとすれば、鍛造ペグを買っておけば間違い無いでしょう。
鍛造ペグの苦手な砂浜などのサイトはあまり見かけないので、基本的にはどんなサイトでも対応出来ると思います。
おすすめの鍛造ペグ
鍛造ペグを買っておけば間違いないことが分かったよね。
じゃあ、僕が実際に使っているおすすめの鍛造ペグを紹介するよ。
「村の鍛冶屋」というメーカーのエリッゼステークです。
安心の日本製(本店は新潟県)です。
村の鍛冶屋さんはアウトドア用品や、刃物を制作している老舗。
品質にはまったく問題ありません。
同じような鍛造ペグで、スノーピークのソリッドステークというものもありますが、
こちらのエリッゼステークはカラーバリエーションが豊富。
明るい色を使えば、個性を出せますし、
目立つ色だと、撤収の際にペグを忘れることも防げます。
僕はオレンジやブルーのエリッゼステークを持っているけど、かなり目立つからキャンプ場に忘れちゃうことは無くなったよ。
まとめ
- ペグは種類が豊富
- それぞれのペグに得意な地面がある
- まずは鍛造ペグを買えば間違いなし
今回は、必須アイテム「ペグ」について書かせて頂きました。
ペグはなんでもよさそうに見えるけど、本当に買って良かったと思えるよ。
これからペグの購入を検討している方の参考になれば幸いです。