クーラーボックスは断然ソフトタイプ その理由とおすすめソフトクーラー

初心者キャンパー
初心者キャンパー

クーラーボックスを買いたいけど、ハードタイプとソフトタイプどっちがいいのかな?ハードの方が保冷力が高いって聞くからハードタイプかな??

そんな疑問にお答えします。

結論から言いますと、ずばり。

普通にキャンプをする(1泊2日)人なら断然ソフトタイプがおすすめです!!

ではなぜソフトタイプがおすすめなのか、ご紹介します。

目次

ハードタイプとソフトタイプの違い

皆さんご存知だとは思いますが、クーラーボックスにはハードタイプ(硬い材質で出来ているもの)とソフトタイプ(柔らかい素材で出来ているもの)の2種類があります。

その2つの違いはどういったものなんでしょうか。

保冷力

一つ目の違いが「保冷力」です。

一般的にハードタイプは高く、ソフトタイプは低いとされています。

収納性

収納性にも大きな違いがあります。

ハードタイプは硬い素材で出来ているので、折りたたむことは出来ません

一方ソフトタイプは柔らかい素材で出来ているので、折りたたんでコンパクトに収納することが出来ます

価格

価格にも差があります。

基本的にはハードタイプが高く、ソフトタイプが安いのですが、

最近はハードタイプも価格が安くなってきており、そこまでの差は無いように感じます。

ソフトタイプをおすすめする理由

2つの特徴を羅列しただけでは、なぜソフトタイプをおすすめするのか分かりませんよね。

ここからは私が断然ソフトタイプをおすすめする理由についてまとめます。

保冷力は劣るが、十分すぎる

事実として、ハードタイプに比べソフトタイプのクーラーボックスは保冷力が劣ります

とはいえ、最近の各メーカーの技術の進歩により、以前ほど大きな差は無くなってきました。

保冷力の劣るソフトタイプでも、1泊2日程度なら十分な保冷力があります

また、開閉の頻度など、使い方に気をつければハードタイプ程の保冷力を維持することが出来ます。

一般的な連泊をしないキャンプでは、ソフトタイプの保冷力で十分です。

ハードタイプは収納時にとても邪魔になる

これが一番の理由と言っても過言ではありません。

私は今まで3つのハードタイプクーラーボックスを保有しましたが、どれも収納する際、本当に邪魔なんです。

大きいタイプの物は、外に置く(コンテナの中)にしても邪魔だし、小さいタイプでもかなりの面積を占有してしまいます。

その点ソフトタイプは折りたためるので、ちょっとした隙間などに収納できます。

この収納性に気付いて、ハードタイプは全て知り合いに譲りました。

保冷力に差があると言ったが、実はそんなに無い!?

さんざん保冷力の差があると言っておいてなんなのですが、何個かのクーラーボックスを使用してみて、実際そこまでの差は無いんじゃないかと思っています。

クーラーボックスのメーカーさんも日々技術は進歩していると思いますし、ハードタイプといえど保冷力には限界があるでしょう。

なので、少しずつ差は縮まっているのではないでしょうか。

むしろ、安物のハードタイプを買うくらいなら、ある程度のソフトタイプの方が保冷力は高いと思います。

※ハードタイプのホイール付きはやめておこう

ハードとソフトの違いでは無いのですが、私の経験から一つだけ言っておきたいことが。

このようなハードタイプのホイール付きクーラーボックス。

重くなっても転がせばいいので持ち運びが便利、と思いますよね。

でも、ホイールで転がす状況ってほぼ無いです!(キャンプに関しては)

  • キャンプ場の足場は砂利などでそもそも転がせない
  • オートキャンプ場では運ぶ必要が無い

だいたいの方はこの条件に当てはまるのではないでしょうか。

また、ホイールが付いている分、内部の形がいびつになっており外観のサイズの割に中に入る量が少なくなっています。

結論としまして、ハードタイプを買うにしてもホイール付きはやめておいた方がいいというのが私の意見です。

  • 1泊2日のキャンプなら保冷力は十分
  • 収納性はソフトタイプが断然良い(というよりハードタイプが邪魔すぎる)
  • 実は保冷力の差はそこまで無い
  • ホイール付きはやめておこう

おすすめのソフトタイプクーラーボックス

私はコールマンのアルティメイトアイスクーラー2(35L)を購入しました。

ソフトタイプのクーラーボックスの中では、1,2位を争う保冷力が良い商品です。

外観・サイズ・収納性

アルティメイトアイスクーラー2の外観はこんな感じです。

ザ・コールマンて感じの色合いで、少し好き嫌いが分かれそうな色です。

まぁキャンプに持っていくのには全然気にならないとは思います。

折りたたんだ状態がこちら。

正直、他のソフトタイプに比べてそこまで小さくなるわけではありません。

高さに至ってはほぼ変わらないです。

それでも、薄くたためるのでハードタイプと比べれば収納サイズは雲泥の差ですね。

内部にはこのようにマジックテープで着脱可能なアルミ(?)のカバーがついています。

使用後はこれを外して洗うことが可能ですので、飲み物をこぼして汚れた時も安心。

非常に衛生的に使えます。

内部のサイズ感はこれくらいです。

一般的な2リットルのペットボトルを2本入れてみました。

恐らく2リットルのペットボトルを立てた状態で6本以上入れることが可能です。

ソフトタイプですがかなりの大容量になっています。

このクーラーボックスの良いところがこの小さい取り出し口です。

メインの開閉はファスナーで大きく開けることが出来ますが、飲み物等の取り出しにはこの小さい方が使えます。

クーラーボックスの保冷力は開閉の大きさや回数に非常に左右されますので、この小さい取り出し口はかなりありがたいです。

持ち運びにはこちらの肩掛け紐もありますし、

取っ手も付いていますので、お好きな持ち方が可能です。

  • 2リットルペットボトルを立てた状態で6本収納の大容量
  • 内部カバーが取り外せて衛生的
  • 小さい取り出し口が便利
  • 肩掛け紐で持ち運びもスムーズに

保冷力はどれくらい?実験してみた

ネットで調べて、1泊2日は余裕との情報があったのですが、実際に購入して本当はどれほどの保冷力か気になったので実験してみることに。

実験の条件
  • クーラーボックス内には保冷剤と凍らせた500㎖ペットボトル2本
  • 室温は24℃~26℃
  • 定期的に開閉してみる(1日7~8回)

20時51分という中途半端な時間にスタートしました。

次の日の朝6時22分です。

約10時間後ですが、氷はどうなっているでしょうか。

さすがにまだまだ、約8割ほどがまだ凍っていました。

その後何度か取り出し口を開閉しながら経過を観察。

ほぼ1日経過した次の日の19時11分。

さすがにこの時間までは氷は持ってほしいところです。

氷が残っていました!!

結構解けてしまったようですが、まだ2~3割ほどは残っています。

ひとまず約24時間持ったので、1泊2日のキャンプには使用出来ます。

さらに実験を続けて次の日(実験開始日の翌々日)の朝6時。

さすがに全ての氷が解けていました。

こんな中身がスカスカな状態でしっかり1日はキープできたので合格点でしょう。

まとめ

  • 1泊2日ならソフトタイプで十分
  • ハードタイプは収納時に邪魔すぎる
  • 思ったよりソフトタイプも保冷力は有る
  • どれを買うか迷ったらとりあえずソフトタイプを買おう

以上、クーラーボックスはソフトタイプがおすすめな理由を実験を絡め解説しました。

ハード、ソフトで悩んでいる方の参考になれば幸いです。

キャンプギアの購入には失敗がつきもの。

その失敗すら楽しめるようになれれば立派なキャンパーです!

今回ご紹介したクーラーボックスはこちら👇

少し小さ目の25リットルタイプもあります👇

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プライム会員についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

宜しければご覧下さい。

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